· 

写真撮影費

現在、一般家庭のお客さま向けには独自の撮影料金を用意し、チラシを作成し必要に応じてお渡ししたり、一部店頭に置かせていただいたりしています。

 

今でこそ、ぼくの撮影において標準的な金額がありますが、

写真を「仕事」として始めた(個人事業主になる前。フリーランスを始めた)頃は、「何を根拠に算出したらいいのか」「相場はいくらくらいなのか」など、この値段設定がとても難しく、かなり苦労した覚えがあります。

(こういう時、手本となる存在が身近にいたらなぁとよく思い、写真業で修業ができていたら。と何回も思いました。)

 

始めたころは「自分の強み」や「サービスのオリジナリティ」などが見いだせず、自分の価値がわからずにいました。

(技術も当然今よりも未熟でしたし。)

 

近年はカメラが身近な存在になり、昔よりも「カメラ」で写真を撮る人がものすごく増えました。

数年前までは「やばい。写真が仕事しての価値がなくなるかも」と焦ったりもしていました。

でも最近はこの考えが「カメラが身近になって、プロの価値が明確になってきた」へと変わってきました。

確かに、始めから凄いセンスを持って趣味で写真を撮っている人もいます。

身近にそういう人が居ればプロにお金を払って撮ってもらう必要がないかもしれないですが、僕はこの「お金を頂く」というところが大事だと思っています。

 

お金を頂く=品質を提供する責任があると考えています。

 

お金を頂かないで、「ねぇ、撮って」→「あぁ、いーよー」という無償・サービスの場合、ちゃんと真面目に撮りはしますが、なんというか気持ちを込めないというか、「テキトー」です。

それくらいでいいから無償でお願いしているのだろう。と。

 

逆に、正規のお金を頂く撮影の場合は物凄い神経や、気を遣って撮影しています。

例えば、撮影日の7日前に求められている写真のイメージを聴取し、イメージを膨らませながらお客さまが希望する場所でイメージを撮ることができる場所を探し、3日前に撮影に必要な小道具があれば調達し、撮影当日は約束の時間より30分くらい早く到着して当日の撮影地の様子を確認。撮影中は、被写体が薄着で寒そうな格好なら薄着になり、撮影をしながら暑くないか、寒くないかなど様子を見ながら(時に休憩を挟みながら)撮影をし、要所で撮影開始からの経過時間も気にし、被写体の体力と集中力も意識しています。

 

撮影してもらった側のお客さまは撮られた写真は少しでも早く観たいものですので、撮影後はなるべく早く現像処理をすると同時に、現像前の写真データをスマホにお送りしたりしています。

 

これらは、お金を頂くからには金額以上の価値を提供したい。という想いからです。

 

 

 

たった2時間、3時間での金額という見かたでは安いものではないかもしれませんが、本当はもっともっと時間かけて撮影しているんだよ。って知って頂けたら嬉しいです。